2009年2月28日土曜日

2月 レンズ豆の煮込み

レンズ豆が好きです。
短時間水に漬けておくだけですぐにお料理に使えますし、
何より栄養があって美味しいですね。
レンズ豆を豚モモ肉と一緒に煮込みました。
豚肉は、大きなブロックは煮込み時間がかかるので
1cm厚さの一口カツ用を使いました。
味付けはコンソメのみ。
豚肉とニンニクから美味しい味が染み出すので、
結構濃厚な味わいになります。

《材料》2人分
レンズ豆 1/2カップ程度
豚モモ肉(今回は一口カツ用にスライスしたもの)6枚
人参   1/2本
ニンニク 1片
ローリエ 1枚
コンソメ顆粒 小さじ1/2杯
お湯又は水 2カップ程度 
塩 小さじ1/4、 胡椒 適宜
《作り方》
①レンズ豆はさっと洗って20~30分水に漬けておく。
②人参は皮を剥き大き目の乱切り。
③フライパンにオリーブオイル大匙1とスライスしたニンニクを入れ火をつける。(フライパンを先に熱しておくとニンニクがすぐに焦げてしまいます)
 オイルに香りがついたら豚肉を入れて両面に軽く焼き目をつける。
 この間ニンニクは焦げないうちに煮込用のお鍋に移しておく。 
 豚肉の表面が狐色になったら人参とレンズ豆を加えて全体に油を絡ませる。
④煮込用のお鍋に中身を移し、お湯又は水を2カップ注ぎふたをして弱火で煮込む。
煮立ったらコンソメ顆粒小さじ1/2杯、塩小さじ1/4杯、胡椒、ローリエを加える。
 ※塩はおよその目安です。必ず加減を見ながら少しずつ加えてくださいね。
 レンズ豆が柔らかくなって水分が少なくなったら出来上がりです。
 器に盛り付け、豚肉に香椒七味(かしょうしちみ)を一振り。
 香椒七味(かしょうしちみ)はお肉とも相性ばっちりです。
 
 今回は豚肉を使いましたが、牛肉や鶏肉でも美味しく出来ます。
 煮込み時間は20分位ですので手軽に作れます。是非お試しを。
  食後のお楽しみは、苺のゼリーです。
お肉料理の後にはこんなさっぱりデザートが嬉しいですね。
ゼリーのベースはリンゴジュースに赤ワインを少し加えたもの。
お酒が弱い方でもワインの香りと色を楽しんでいただけます。

《作り方》
粉末ゼラチン5gを大匙3杯のお湯でよく溶かし、リンゴジュース250ccと赤ワイン大匙2~3杯を加えてよく混ぜ合わせる。
グラスに注ぎ苺を浮かべて冷蔵庫で冷やして出来上がり。
※この分量は固めのゼリーになります。柔らか目がお好きな方はリンゴジュースの量を増やしてくださいね。

2009年2月23日月曜日

2月 小かぶらと海老、百合根の煮物

小かぶらを少しくり抜いて、叩いた海老と百合根を詰めて煮てみました。
残ったおだしにはかぶらの美味しさがたっぷりと溶け出しています。
とろみを付けてあんかけにしました。
最後まで熱々で頂けます。

《作り方》
材料2人前
   小かぶら(今回使ったのは直径6㎝位) 2個
   海老   中くらいの大きさ 10尾
   百合根  はがしたもの10片位
   片栗粉  少々(これとは別に水溶き片栗粉も用意する。)
   鰹出汁  2カップ
   日本酒、濃口醤油  各大さじ1
   塩     少々
①かぶらは皮を厚めに剥いてふちを幅1㎝程度、底を約3分の1程度残してくり抜き、くり抜いた内側に片栗粉を振っておく。(海老とのつなぎになります)
②海老は殻を剥き背わたを取っておく。
③百合根は1枚づつ剥がし色の付いたところを包丁で取り除き、綺麗に洗っておく。
④海老をざく切りにし、ねばりが出るまで包丁で叩く。
⑤④の海老に百合根を混ぜてかぶらに詰める。
⑥お鍋にかぶらを並べ、だし汁をひたひたに入れて火にかける。
  少し火が通ったら塩、日本酒、濃口醤油で味を付け弱火でコトコトと煮る。
⑦かぶらが透き通ったら器に盛り、残ったおだしに水溶き片栗粉でとろみを付けてかける。
 仕上げに香椒七味(かしょうしちみ)を一振りして出来上がり。     
  新鮮な葉っぱが付いたかぶらは塩で揉んで即席漬けにしましょう。
かぶらは皮を剥いて半分に切り2~3mm厚さに、葉は5mmほどのざく切りにして塩を振りしばらく置きます。30分ほどで水が出ますのでしっかり絞ってお皿に盛り、香椒七味(かしょうしちみ)を振ります。
香椒七味(かしょうしちみ)はお漬物との相性もばっちりです。
少しお醤油をかけて召し上がってくださいね。
美味しい香りで一層ご飯が進みますよ~。

残った海老と百合根は春キャベツ、豚肉と一緒にバター炒めにしました。
たっぷりの野菜で体が喜ぶ献立の出来上がりです。