2009年6月29日月曜日

きゅうりとトマトの酢の物

「きゅうりとトマトの酢の物」
暑くなってくると、酢の物が無性に食べたくなります。
最近のお気に入りは、このきゅうりとトマトの酢の物です。
これを作るときは、張り切ってすり鉢で胡麻をすります。
もちろん、すりごまを使っても美味しく出来るのですが、たくさん作って
すり鉢ごと冷蔵庫でキンキンに冷やして食べるのが美味しいんです。
トマトを入れることによってサラダ感覚でたっぷり頂けます。
食欲の無いときでもこれだともりもり食べられますからお試し下さい。

作り方
きゅうりを薄い小口切りにして塩少々で揉んでおきます。
トマトは一口大に、金いりごまはすり鉢で荒めにすっておきます。
きゅうりがしんなりしたら水分をぎゅっと絞り、トマトと共にすり鉢の中へ。
その中にお砂糖少々とお酢をひたひた程度入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で
冷やします。

メインは鯵の金胡麻ソテー。
3枚におろした鯵に塩コショウし、薄くマヨネーズを塗って金いり胡麻をまぶし、オリーブ油で香ばしく焼きました。

良く冷えたきゅうりとトマトの酢の物には、針しょうがをたっぶり載せました。
胡麻で夏野菜を美味しく楽しみましょう!

2009年4月12日日曜日

牛肉炒め金胡麻ダレ

《牛肉炒め金胡麻ダレ》
牛肉ときのこを塩・胡椒でさっと炒め、仕上げにコクのある胡麻ダレをかけました。
ポン酢であっさりと頂くのもよいですが、濃厚な味わいが欲しいときにはこれ。
「金胡麻ペースト」をベースに作った美味しいソースです。
ねっとりとした胡麻のコクが牛肉の美味しさを引き立てます。
たっぷりの野菜サラダと共に召し上がってくださいね。

〈材料〉2人分
 牛肉(ロース又はモモの薄切り)  200g
 しめじ  1パック
 刻み葱  大匙2
 塩・胡椒 適宜
 日本酒  大匙1
 金胡麻ダレ(金胡麻ペースト大匙2、みりん小匙1、濃口醤油小匙1、だし汁大匙1)
〈作り方〉
①フライパンにサラダ油を引き牛肉、しめじを炒め塩・胡椒・日本酒で軽く味付けをする。 
②金胡麻ペースト、みりん、濃口醤油を混ぜ合わせ、だし汁でゆるめる。
③①をお皿に盛り、刻み葱、②の金胡麻ダレをかけて出来上がり。

〈胡麻入り卵焼き〉
シンプルな卵焼きも美味しいですが、刻み葱や干し海老等色んなものを混ぜて焼くのも目先が変わって楽しめます。
今日は金胡麻ペーストと黒炒りごまを巻き込みました。
炒りごまのぷちぷちとした食感と、金胡麻ペーストのコクでずっしりと存在感のある卵焼きの出来上がりです。
〈作り方〉
卵を溶いて塩を加え、サラダ油を引いたフライパンに半量を流しいれる。
手早くかき混ぜて、金胡麻ペーストを適量振りかけ黒炒りごまを全体にぱらぱらと散らす。
普通の卵焼きの要領で巻き、残りの卵液を2~3回に分けて同じ要領で巻いていく。
冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもどうぞ。

2009年3月30日月曜日

3月 金胡麻ペーストグラタン

金胡麻ペーストを加えたホワイトソースでグラタンを作ってみました。
予想を遥かに超えた美味しさです。
ホワイトソースに金胡麻ペーストのコクが加わって、具材の味を引き立てます。
胡麻はチーズや牛乳とも相性が良いので、こんな洋風のお料理にもしっかりとマッチするのですね。
カルシウムたっぷりなので、ご年配の方にも是非召し上がって頂きたいお料理です。
香ばしい金胡麻ペーストの風味をお楽しみください。
今回使った具材は鶏もも肉、海老、ジャガイモ、玉葱。
仕上げには粉チーズを使わず、カマンベールチーズをサイコロ状に切って、
金胡麻ペーストを加えたホワイトソースに混ぜ込んで焼きました。
溶け残ったチーズが、金胡麻ペーストのコクを引き立てます。

《材料》 2人分
鶏もも肉  小さめのもの1枚
海老     6尾
玉葱     2分の1個
ジャガイモ 1個
チーズ    お好きなチーズを適宜
コンソメ顆粒 小さじ1
日本酒   大匙1
塩・胡椒  適宜
オリーブオイル 大匙1
バター(仕上げ用) 適宜
(ホワイトソース)
バター    大匙3
薄力粉   大匙3
牛乳     2カップ
塩・胡椒  適宜
金胡麻ペースト 大匙2

《作り方》
①ジャガイモは皮を剥いて一口大に切り下茹でしておく。
②鶏もも肉は一口大に、海老は殻を剥き背綿を取り、 玉葱は2~3㎜くらいの薄切りにしておく。
③フライパンにオリーブオイル大匙1を熱し、玉葱を焦がさないようにしんなりするまで炒める。
 (この玉葱の甘みが大切です、丁寧に炒めてくださいね)
④玉葱のかさが減って狐色になったらお皿に取り出し、同じフライパンで鶏肉を炒め、火が通ったら海老も加えて炒める。
⑤④のフライパンにジャガイモと炒めた玉葱を戻し軽く塩、胡椒、日本酒、コンソメ顆粒で味を整える。
⑥別のお鍋にバター、薄力粉を入れて火にかけ、焦がさないようによくかき混ぜて火を通し牛乳を少しずつ加えて、ダマにならないようによくかき混ぜる。
⑦なめらかなクリーム状になったら塩・胡椒で味付けし、金胡麻ペースト大匙2を加えてよく混ぜる。
⑧⑦のソースの半分を⑤のフライパンの具材に混ぜて、グラタン皿に盛り付ける。
⑨残りの金胡麻ホワイトソースにサイコロ状に切ったチーズを加え混ぜ、具材の上にかける。
 所々に小さく切ったバターをのせ、オーブンで焼いて表面に焦げ目を付けて出来上がり。

具材はこの他にも、白身のお魚やホタテ等も合いそうです。
是非お試しを。

2009年2月28日土曜日

2月 レンズ豆の煮込み

レンズ豆が好きです。
短時間水に漬けておくだけですぐにお料理に使えますし、
何より栄養があって美味しいですね。
レンズ豆を豚モモ肉と一緒に煮込みました。
豚肉は、大きなブロックは煮込み時間がかかるので
1cm厚さの一口カツ用を使いました。
味付けはコンソメのみ。
豚肉とニンニクから美味しい味が染み出すので、
結構濃厚な味わいになります。

《材料》2人分
レンズ豆 1/2カップ程度
豚モモ肉(今回は一口カツ用にスライスしたもの)6枚
人参   1/2本
ニンニク 1片
ローリエ 1枚
コンソメ顆粒 小さじ1/2杯
お湯又は水 2カップ程度 
塩 小さじ1/4、 胡椒 適宜
《作り方》
①レンズ豆はさっと洗って20~30分水に漬けておく。
②人参は皮を剥き大き目の乱切り。
③フライパンにオリーブオイル大匙1とスライスしたニンニクを入れ火をつける。(フライパンを先に熱しておくとニンニクがすぐに焦げてしまいます)
 オイルに香りがついたら豚肉を入れて両面に軽く焼き目をつける。
 この間ニンニクは焦げないうちに煮込用のお鍋に移しておく。 
 豚肉の表面が狐色になったら人参とレンズ豆を加えて全体に油を絡ませる。
④煮込用のお鍋に中身を移し、お湯又は水を2カップ注ぎふたをして弱火で煮込む。
煮立ったらコンソメ顆粒小さじ1/2杯、塩小さじ1/4杯、胡椒、ローリエを加える。
 ※塩はおよその目安です。必ず加減を見ながら少しずつ加えてくださいね。
 レンズ豆が柔らかくなって水分が少なくなったら出来上がりです。
 器に盛り付け、豚肉に香椒七味(かしょうしちみ)を一振り。
 香椒七味(かしょうしちみ)はお肉とも相性ばっちりです。
 
 今回は豚肉を使いましたが、牛肉や鶏肉でも美味しく出来ます。
 煮込み時間は20分位ですので手軽に作れます。是非お試しを。
  食後のお楽しみは、苺のゼリーです。
お肉料理の後にはこんなさっぱりデザートが嬉しいですね。
ゼリーのベースはリンゴジュースに赤ワインを少し加えたもの。
お酒が弱い方でもワインの香りと色を楽しんでいただけます。

《作り方》
粉末ゼラチン5gを大匙3杯のお湯でよく溶かし、リンゴジュース250ccと赤ワイン大匙2~3杯を加えてよく混ぜ合わせる。
グラスに注ぎ苺を浮かべて冷蔵庫で冷やして出来上がり。
※この分量は固めのゼリーになります。柔らか目がお好きな方はリンゴジュースの量を増やしてくださいね。

2009年2月23日月曜日

2月 小かぶらと海老、百合根の煮物

小かぶらを少しくり抜いて、叩いた海老と百合根を詰めて煮てみました。
残ったおだしにはかぶらの美味しさがたっぷりと溶け出しています。
とろみを付けてあんかけにしました。
最後まで熱々で頂けます。

《作り方》
材料2人前
   小かぶら(今回使ったのは直径6㎝位) 2個
   海老   中くらいの大きさ 10尾
   百合根  はがしたもの10片位
   片栗粉  少々(これとは別に水溶き片栗粉も用意する。)
   鰹出汁  2カップ
   日本酒、濃口醤油  各大さじ1
   塩     少々
①かぶらは皮を厚めに剥いてふちを幅1㎝程度、底を約3分の1程度残してくり抜き、くり抜いた内側に片栗粉を振っておく。(海老とのつなぎになります)
②海老は殻を剥き背わたを取っておく。
③百合根は1枚づつ剥がし色の付いたところを包丁で取り除き、綺麗に洗っておく。
④海老をざく切りにし、ねばりが出るまで包丁で叩く。
⑤④の海老に百合根を混ぜてかぶらに詰める。
⑥お鍋にかぶらを並べ、だし汁をひたひたに入れて火にかける。
  少し火が通ったら塩、日本酒、濃口醤油で味を付け弱火でコトコトと煮る。
⑦かぶらが透き通ったら器に盛り、残ったおだしに水溶き片栗粉でとろみを付けてかける。
 仕上げに香椒七味(かしょうしちみ)を一振りして出来上がり。     
  新鮮な葉っぱが付いたかぶらは塩で揉んで即席漬けにしましょう。
かぶらは皮を剥いて半分に切り2~3mm厚さに、葉は5mmほどのざく切りにして塩を振りしばらく置きます。30分ほどで水が出ますのでしっかり絞ってお皿に盛り、香椒七味(かしょうしちみ)を振ります。
香椒七味(かしょうしちみ)はお漬物との相性もばっちりです。
少しお醤油をかけて召し上がってくださいね。
美味しい香りで一層ご飯が進みますよ~。

残った海老と百合根は春キャベツ、豚肉と一緒にバター炒めにしました。
たっぷりの野菜で体が喜ぶ献立の出来上がりです。

2009年1月24日土曜日

1月 ホタテの黒胡麻マヨネーズソースと三色白玉あずき

《ホタテの黒胡麻マヨネーズソース》
ホタテと野菜をさっと炒め、黒胡麻マヨネーズソースを絡めていただきます。
ソースは簡単。
マヨネーズに醤油ポン酢、黒すり胡麻と香椒七味(かしょうしちみ)を混ぜるだけです。
黒胡麻のコクに香椒七味(かしょうしちみ)の辛味が加わり、一味違った美味しい簡単ソースです。

作り方
①スナップえんどうの筋を取り、赤ピーマンは食べやすい大きさに切る。
②フライパンにオリーブオイルを引き①の野菜を炒める。
 味付けは塩、胡椒のみ。
③野菜を取り出したフライパンにオリーブオイルを足し、ホタテを焼く。
 味付けは塩、胡椒と最後に日本酒を少量加えて香りを付ける。
④マヨネーズに醤油ポン酢を少量加え、黒すり胡麻、香椒七味(かしょうしちみ)を適量混ぜ合わせる。
⑤お皿にホタテ、野菜を盛り付け④のソースを添える。

醤油ポン酢を少し加えることでソースの味が引き締まります。
野菜はジャガイモや大根を太目の拍子木に切ってオリーブ油で焼いても美味しいです。
あっという間に出来ますので是非お試しを。

《三色白玉あずき》
あんこが大好きで時々無性に食べたくなります。
そこで今日は白玉を三色で作って、茹であずきを添えた簡単なお菓子を作ってみました。
さて、この三色の材料は何でしょう?
正解は普通の白玉、黒すり胡麻の白玉、胡麻若葉青汁の白玉でした。
黒胡麻入りは胡麻の食感と香ばしさが楽しめます。
そして胡麻若葉青汁は、ほんのり苦味が残って色も香りもお抹茶のよう。
予想通りの美味しさでした。

作り方
①白玉粉に少しづつ水を加えて耳たぶくらいの硬さに練る。
 半分に黒すり胡麻を練りこむ。半分は白いまま。
胡麻若葉青汁を少し濃い目に水で溶いておき、白玉粉に少しずつ加えて練り、耳たぶくらいの固さにしておく。
③小鍋にお湯を沸かし、三種類の白玉を丸めて茹でる。
④茹であがったら冷たい水で冷やす。
④器に茹であずきを敷き、三色の白玉を盛り付けて出来上がり。

2009年1月18日日曜日

1月 れんこん饅頭、黒胡麻スープ

《れんこん饅頭》
お饅頭といっても甘いお菓子ではありません。
レンコンをすりおろして作った、もっちもちの食感が楽しめるれんこん饅頭です。
1年のうちでもっとも根菜類が美味しいこの季節。
れんこんは煮物や天ぷらと大活躍の食材ですが、
これは私の一番好きなれんこんの料理法です。
今回の具材は海老と青葱。
れんこんのもっちもちの食感と海老のぷりっぷりの食感が同時に楽しめます。
仕上げには勿論香り高い香椒七味(かしょうしちみ)をたっぷりと。
具材は他に貝柱やイカ、百合根などを入れても美味しいです。
簡単に出来ますので是非お試しを!
作り方
①れんこんの皮を剥いてすりおろす。
  (一節で4~5個くらい作れます)
②海老は殻を剥いて背わたを取り、1cmくらいに切る。
③青葱は小口切りにしておく。
④ボールにすりおろしたれんこん、海老、青葱をすべて入れ
  つなぎに片栗粉を入れて全体を混ぜる。
  (片栗粉の量はれんこん一節で大匙1杯が目安)
⑤フライパンに油をひき、ハンバーグのような形にまとめた
  ④を両面が狐色になり中まで火が通るように蓋をして焼く。
⑥お皿に盛り付けておろし大根、ポン酢醤油をかけて仕上げに
  香椒七味(かしょうしちみ)をたっぷりかける。

《黒胡麻スープ》
豚肉に黒すり胡麻と片栗粉を絡めてお豆腐とたっぷりの野菜でスープ仕立てにしました。
胡麻と片栗粉がスープに溶け込んで美味しいとろみも付きます。
温まって栄養満点!
作り方
①薄切りの豚肉に塩、日本酒少々で下味を付ける。
②片栗粉に黒すり胡麻を混ぜ①の豚肉にまぶし付ける。
③お鍋に湯を煮立て、コンソメ顆粒とかつおだし少々と塩を加えて味を整える。
  短冊切りの人参、一口大に切ったお豆腐を煮て
 人参が柔らかくなったら②の豚肉を入れて火を通す。
④最後に食べやすい大きさに切ったチンゲン菜を入れて軽く火を通し胡椒を加える。
具材は他にごぼうや椎茸を入れても美味しく出来ます。
また、豚肉に変えて鶏ささ身の薄切りなどでさっぱりと仕上げても。