2008年12月17日水曜日

けいらん雑炊

《けいらん雑炊》
おうどんの「けいらん」が好きです。
とろとろのあんかけの卵とじうどんです。
今日はおうどんの気分ではなかったので、思い切って
雑炊をあんかけ仕立てにしてみました。
具も卵だけでは寂しいので鶏肉、椎茸、えのき茸、青葱などを
入れてみました。
仕上げには香椒七味(かしょうしちみ)をたっぷりと。
「けいらんうどん」にはおろし生姜が載っているのですが、
香椒七味(かしょうしちみ)もパンチでは生姜に負けていません。
香り高い美味しい雑炊になりました。
熱々なので頂くときにはお水の準備をお忘れなく。
軽い風邪なら即効治ります。

作り方
①土鍋にかつおだしを温め、ごはん、小さく切った鶏肉、椎茸、
  えのき茸を入れて煮る。
②塩少々、日本酒、みりん、お醤油で味を整える。
③鶏肉に火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつける。
④卵を溶いて回しかけ、刻んだ青葱をちらす。
⑤仕上げに香椒七味(かしょうしちみ)をたっぷりかける。

2008年11月16日日曜日

ハモの照り焼きどんぶり

【ハモの照り焼きどんぶり】
ハモを照り焼きにして、おどんぶりにしてみました。
甘辛いたれで味付けし、炒り卵と茹でたほうれん草を
周りにトッピング。
勿論仕上げには香椒七味(かしょうしちみ)をたっぷりと。
山椒の香りが全体をぴりっと引き締めます。
お吸い物を添えれば大満足の一品です。

<作り方>
①お醤油、日本酒、みりん(1:1:1)でたれを作る。
 (甘目がお好みの方はお砂糖少々加えてください)
②ハモを食べやすい大きさに切り①につける。
③ほうれん草は茹でて2cm長さに切り、水気を
 絞ってお醤油少々で下味を付ける。
④卵は炒り卵にしておき大葉を刻んでおく。
⑤フライパンにサラダ油少々を熱し②のハモを
 焦がさないように両面焼く。
 火が通ったらつげ汁を加え絡ませる。
⑥ご飯をよそい炒り卵、ほうれん草、ハモを
 盛り付けて最後にたれをかける。
 仕上げに香椒七味(かしょうしちみ)を振り大葉を添える。

2008年10月28日火曜日

栗と鶏肉の炊き合わせ


《栗と鶏肉の炊き合わせ》

季節ごとに、旬のものを美味しく頂けるのは大きな喜び。
「日本に生まれて良かったな」とつくづく感謝します。

今の時期スーパーに買い物に行くと、ついつい栗に目がいきます。
栗ご飯も満喫したので今回はおかずに。
鶏肉、根菜類と共に炊き合わせにしました。
レンコンの歯ごたえや椎茸のうまみに栗の食感、仕上げにかけた香椒七味がアクセントになり、美味しい一皿になりました。

作り方
①栗を熱湯に1分間漬け、お湯を切って皮と渋皮を剥く。
②レンコン、人参は乱切りに、椎茸は軸を取っておく。
③お鍋にサラダ油を少量入れ、一口大に切った鶏肉を
 炒め、レンコン・人参も軽く炒める。
④③のお鍋にだし汁をひたひたに加え、椎茸と栗を加えて煮る。
⑤具材が柔らかくなったら砂糖、日本酒、濃い口醤油を
 加え最後にインゲンを入れて煮汁が少なくなるまで煮詰める。
⑥お皿に盛り付け、仕上げに香椒七味をたっぷりと振る。

お弁当のおかずにもぴったりです。

残った栗は食後のお楽しみに。
簡単なのであっという間に出来上がりです。
熱々の香ばしいほうじ茶と共にどうぞ。
黒ごまとシナモンは意外にも相性ばっちりです。

作り方
①栗を茹でて半分に切り、中身を出す。
②熱いうちに軽く潰し、少量のバターとお砂糖を加えて練る。
③適量をラップに取り、小さな茶巾に絞る。
④仕上げにシナモンを少量かけ、黒いりごまをトッピングする。

栗は潰し過ぎないで、塊を少し残すのが美味しく作るコツです。

2008年8月30日土曜日

具沢山卵焼きのあんかけ


雨で外出が億劫だったので、ありあわせの材料で卵料理を作ってみました。
なかなか美味しく出来たので、レパートリーの仲間入りです。
お弁当にも良いですね。

作り方
①人参、生椎茸は千切りに青葱は小口切りにしておく。
②小鍋に人参、椎茸を入れひたひたより少し大多めのカツオだし
 お砂糖、お酒、お醤油で甘辛く煮含める。
 煮汁はあんにしますので、気持ち多めにします。
③卵を割りほぐし、塩少々と黒ごま、冷ました②の具材を混ぜて卵焼きを焼く。
④具材を煮た煮汁を水で少し薄めて煮立て、水溶き片栗粉でとろみを付ける。
⑤卵を切り分けてお皿に盛り付け、④のあんをかけて出来上がり。

甘辛い具とあんが卵の美味しさを引き立てます。
具は根菜類やひじき、ひき肉など何でもOKです。
アクセントにいれた黒炒りごまが、ぷちぷちと歯ざわり良く楽しめます。

2008年6月28日土曜日

マグロとアボカドの胡麻ダレサラダ

マグロとアボカドの胡麻ダレサラダ

相性の良いマグロとアボカドを胡麻ダレで頂くサラダです。
他に茹でたジャガイモやブロックチーズ、季節の果物
(林檎やイチジク、秋なら梨等)を加えてもgoodです!

《作り方》
①お造り用のマグロを一口大に切り、わさび醤油で下味を付ける。
②アボカドを縦半分に切り、種を除いてスプーンで中身をくり抜き
  食べやすい大きさに切る。
③付け合せのプチトマト、スプラウトを用意する。
④お皿にマグロ、アボカドを盛り、金胡麻ペーストを掛け、
  黄金香り胡麻を掛ける。
⑤スプラウト、プチトマトを飾る。

最後に醤油ポン酢を少量かけるとご飯のおかずとしても頂けます。
栄養満点のお料理で、毎日を元気に過ごしましょう!

2008年5月17日土曜日

5月その1 鱧の野菜あんかけ

鱧が好きです。
買い物に行って、骨切りをした鱧を見るとわくわくします。
天ぷらにして抹茶塩で頂いても美味しいし、落しにして酢味噌で
頂くのもいいですね。
付け合せは断然大葉と茗荷です。

今日は野菜をたっぷり使ったあんかけにしました。
おだしを多めにしてお吸い物風です。
5月に入ってから暑い日が続いたり、暦が逆戻りしたように
寒い日が続いたりと気候が不順です。
体に優しいものが食べたかったので、こんなお料理に
してみました。
仕上げにかけた香椒七味がぴりりと全体を引き締めます。

《作り方》
①骨切りした鱧を大きめの一口大に切り、薄く片栗粉をまぶす。
②鍋に鰹だし、塩、酒、みりん、醤油少々を加え味を整える。
③野菜は人参の千切り、もやし、しめじ、根みつばを用意する。
④煮立てたおだしに①の鱧を加え火が通ったらお椀に盛る。
⑤残ったおだしに野菜を加えて軽く煮、水溶き片栗粉で
 とろみを付けて鱧の上からかける。
 仕上げに香椒七味を一振りして出来上がり。
 熱々を召し上がってくださいね。

2008年4月20日日曜日

4月その2 マグロのソテー

《マグロのソテー》
お造り用のマグロの表面をフライパンで軽く焼き、
ポン酢と香椒七味でいただきます。
中まで火を通しきらずに、中心は生の状態が美味しいです。
生でいただくお造りも美味しいですが、少し表面に火を通すと
また一味違った美味しさです。
赤身の部分で作るとさっぱりと頂けますし、中落ちで作ると
より油が乗っていていけますよ。

作り方
①お造り用のマグロに軽く塩・胡椒する。
②フライパンに油を引き①の表面を焼く。
 (火を通しきらずに中はレアに焼きましょう)
③食べやすい大きさに切り、お皿に盛り付ける。
④万能葱の小口切りをかけ、ポン酢とたっぷりの
 香椒七味で仕上げる。
*ポン酢以外では、わさび醤油やマヨネーズ+ポン酢でも
 万能葱以外では、大葉や茗荷の千切り等も良く合います。

2008年4月7日月曜日

4月その1 豚肉とブロッコリーのオイスターソース炒め

《豚肉とブロッコリーのオイスターソース炒め》
一口カツ用にスライスした豚肉を野菜と炒めて、オイスターソースで味付け。
美味しいソースが絡まるようにとろみをつけました。
炒める前に調味料を混ぜ合わせておくとあっという間に出来上がります。
仕上げには勿論香り高い「香椒七味」を一振り。
これで完璧な美味しさです!

作り方
①ブロッコリーを小房に分け、軽く茹でておく。
②人参は短冊切り、生椎茸は一口大の削ぎ切りにしておく。
③塩、胡椒、酒、水、コンソメ顆粒、オイスターソース、片栗粉を
 混ぜ合わせ調味液を作っておく。
④フライパンにサラダ油を引き、軽く塩・胡椒した豚肉を炒める。
⑤肉に火が通ったら、人参、椎茸を入れ炒める。
⑥ブロッコリーを加えて軽く炒め、③の調味液を回しかける。
⑦全体を炒め合わせ、とろみが付いたら出来上がり。
⑧お皿に盛り付けて、仕上げに香椒七味をかける。
野菜は白菜、レタス、絹さや、赤ピーマン等々何でもOKです。

《スナップえんどうの胡麻マヨネーズ》
しゃきっとした食感を楽しめるスナップえんどうを、美味しい胡麻マヨネーズで
和えました。
隠し味のわさびが味の決め手です。
食感命!ですから、くれぐれも茹で過ぎないように要注意ですよ。
作り方
①スナップえんどうの筋を取り、軽く塩茹でする。 
②マヨネーズ、黄金香りごま、わさびを混ぜて①を和える。

2008年2月27日水曜日

2月その2 ポトフ

《ポトフ》
温かい手作りの食事はしたいけれど、
凝ったお料理を作るのはちょっとという時はこれ。
冷蔵庫の中の有り合わせのお野菜と
鶏肉をコンソメでコトコトと煮るだけです。
コンソメだけだと少し物足りないので、
和風のかつおだしと、より体が温まるように
生姜の薄切りをひとかけ加えて煮込みました。
仕上げにたっぷりの「香椒七味」を。
ぽかぽかに暖まって、栄養たっぷりです。
お野菜は出来るだけ大きいままの方が、
栄養も逃げず、見た目も可愛いです。
《作り方》
 ①人参、ジャガイモは皮を剥き大きいまま。
 ②芽キャベツは洗って茎底を少し切っておく。
 ③お鍋に①②と生姜の薄切りを入れひたひたの
  コンソメスープで煮込む。
  野菜に火が通ったら鶏肉を加えて煮る。
 ④塩・胡椒・かつおだしで味を整える。
 ⑤器に盛り「香椒七味」をたっぷりかける。  
 
☆お皿の後ろにいるとぼけた顔の赤い出目金ちゃんは、
  最近購入したスパイスセットです。
  口のところに小さな穴が開いていて、そこから
  塩・胡椒が出ます。
  金魚グッズが大好きなので、毎日眺めて楽しんでいます。

2008年2月7日木曜日

2月その1 粕汁

「粕汁」
 冬のご馳走といえば、やっぱり粕汁。
 うんと濃くした粕汁は、ぽかぽかに体を温めてくれます。
 子供の頃、この季節になると毎年酒粕が我が家に届き、
 「粕汁」と「甘酒」を作ってもらうのが楽しみでした。
 具材は大根、人参、こんにゃく、そして鮭または豚肉。
 仕上げにはたっぷりの青葱です。
 ふだん人参といえば西洋人参ばかりを使いますが、
 この時ばかりは真っ赤な金時人参を使います。
 見た目も味もこれでないと!
 
《作り方》
 ①こんにゃくは短冊に切り、さっと茹でる。
 ②人参、大根も短冊に切っておく。
 ③お鍋にだし汁を入れ、①②を入れて柔らかくなるまで
   煮る。 
 ④野菜が煮えてから豚肉の薄切りを加える。
 ⑤ボールに酒粕をちぎり入れ、お鍋のだし汁を加えて
   溶く。
 ⑥お鍋に⑤の酒粕と、お味噌を少量加える。
 ⑦お椀によそい、仕上げに小口切りにした青葱と
   香椒七味をたっぷりかける。